@article{oai:meikai.repo.nii.ac.jp:02000143, author = {高柳,奈月}, issue = {7}, journal = {言語文化硏究, Meikai Studies in Language and Culture}, month = {Mar}, note = {本研究では日本語指導が必要とされるJSLの高校生が学年相応のレベルの国語科目の読解を前提とした記述問題を行う際に「複文」「接続表現」についての困難を抱えているかを明らかにするために調査を行った。その結果、読解の内容理解問題に正解しても記述で正確な産出が見られない場合、文体の違いによる接続表現の問題があること、読解の内容の読み取りに失敗する理由について、文章の中から特定のキーワードのみを抽出し内容を判断しているため深く理解できないことから、複文理解に問題がある可能性が示唆された。内容理解でつまずく生徒は、キーワードで判断する一定の傾向があるのではないかと考えられる。このような場合、単語単位での文章理解に留まっているため、文法や接続表現を読み取れずにキーワードとして注目した単語と同じ単語や、文末の肯定文/否定文で文意を判断している可能性があることが示唆された。}, pages = {1--20}, title = {JSL高校生の国語科目の読解記述問題に見られる困難さ:「複文」「接続表現」に焦点を当てて}, year = {2024} }